自分が毒親だと気づいたら何をすべきか?

ー子供とうまくいかないんです・・・

最近はそういう感じで、
子ではなく親から相談を受ける事も多い。


そして、

彼女たち(母親たち)はネットで
それを改善する為の情報を探してみると、
「毒親」というイガイガしい言葉に辿り着くみたい。


毒親については、
毒親な母への対処法はこれしかない!
とかでも説明している通りなんだけど、

簡単に言えば、
「子供の人生にとって悪影響となる親」のことだ。


そして、
その言葉に辿り着いた人たちは、

「自分はもしかしたら毒親かもしれない・・・」という風に感じ、
心が痛む思いをすることになる。


そんな中で、
読者さんからこの間メールが来たのが、

「毒親の対処法はたくさん情報があるけど、
 自分が毒親だった場合
 どうするかについての情報が少ないです。
 子供と良い関係を築きたいので
 何かアドバイスはありませんか?」


というもの。


だから今回は、
「自分が毒親だと気づいたらどうするか?」
について書いていきたいと思う。

毒親=普通の親!

まず、俺が思ったりするのが、
世の中の9割くらいの親は
「毒親」なんじゃないかってことだったりする。



まぁ、多分、
仕事柄そういう相談を受ける事が
多いからだけかもしれないけど、

それでもやっぱり、
大半の親って子供にとって悪影響を及ぼしがちなんだ。


もちろん、

子供が独立していないうちはたとえば、
経済的な支援をしてあげるのは
親の1つの役割みたいなもんだろう。


だから、そういう点で
子供は非常に助かってるわけだけど、
「支援の度」を超えている親ってかなり多い。



どういうことか?


たとえば、子供が、
「私は大学に行って○○を勉強したい!」と言っていたら、
その願望の手助けをするのは親の役割の1つだろう。

それが、
「受験費や学費を出してあげる」かもしれないし、
「毎日、元気になるような食事を作る」かもしれないし、
「励ましの言葉をかけてあげる」かもしれない。

これは良き支援だし、立派な親の役割だ。


だけど、
そこで毒親たちがやってしまいがちなのが、

オマエには、
 ◯◯は向いていないからやめとけ!
 それよりも××の方が良いからそっちにしなさい。』
とか、

そうやって、
支援の枠をハミ出して、
子供を操作しようとすることだ。




そうすると、子供はどう思うか?


ここで子供は、

「自分の思いを素直に口にすると親に操作される」

という風に感じて、
家では口を閉ざすなどの心理的に距離を置いたりとか、
「絶対に家を出たい」などの物理的に距離をとりはじめる。



なぜなら、
「親はただのウザい存在にしか見えなくなる」からだ。


ここでもしかしたら、
「誰の為に勉強できると思ってるんだ!」
って思う親も出てくるかもしれない。

だけど、本当にその親の子供は、
親のさせたいような勉強をしたいのだろうか?



それって、
支援じゃなくて、操作になってない?

愛じゃなくて、エゴになってない?

子供の為じゃなくて、自分の為になってない?



いや、「なってない」って
言いたくなる気持ちも分かる。

だってきっと、自分が子供の頃、
親にそうされて育って来た人が殆どだと思うから。


・・・でも、今と昔って
時代はめちゃくちゃ変わってるんだ。

なぜ、最近の子供は親に従わないのか?

今と昔は時代が変わった。


・・・そう、今はネットがある。

ネットがあるから、
色々な情報を得られるし、
「どうやら自分の親は毒親らしい」ということも、
スマホでちょちょっと調べれば分かっちゃうわけ。



だから、
「自分がおかしい」というよりは、
「自分の親はどうやら未熟らしい」というのが簡単に
“バレちゃう”わけよ。


だからだから、

「じゃあ、
 親の言うことなんて聞かなくていいよね、
 だって”毒”なんだから。」


ってなって、
親を無視したり、親から離れたりするわけ。


でも、これが昔だったら・・・

ネットもないから、周りの友達だったり、
近所の人たちでしか、情報を得られない。


そこで普通は、
「どこもウチと同じように親が絶対らしい」
という風に感じるから、
親としての威厳みたいなのが効くわけだ。


でも、さっき述べたように、
今は情報を簡単に得られる時代だから、
簡単に色々バレちゃうわけ。


こんな感じで時代が変わったんだ。



・・・まぁでも、
これってしょうがないよね。


親だって、
初めて親をやるわけだし、
初めてから何事も上手くいくわけないし。



だから、
「自分は毒親だ」っていう風に気づいて、
「子供にとって良い親になりたい」っていうのは、
ものすごく素晴らしい姿勢だと思うんだ。

頑固な人だったら、
「私は絶対に毒親じゃない!」って言い張って、
子供にとって毒として生き続けてしまうわけだからね。


じゃあ、どうすれば、
子供にとって良い親になれるのか?

子供にとって良い親になる条件とは?

子供にとって良い親になるのに必要なのは、
「愛」と「信頼」の2つが主となるだろう。


アンパンマンは、
「愛」と「勇気」だけが友達だけど、
親は子供に対して、
「愛」と「信頼」が必要なんだ。


まず、「愛」っていうのは、
間違っても「条件付きの愛」ではない。

「条件付きの愛」っていうのは、たとえば、
「テストで90点以上だったら良い子だけど、それ以外は悪い子」
みたいな感じのもの。

それに対して本当の愛とは、
「テストで何点でもうちの子は素晴らしいし、
 もちろん100点とかとったらさらに素晴らしいよね!」

みたいな感じのものだ。


究極レベルになれば、
「うちの子は生きているだけでOK!それだけで私は幸せ!」
みたいな感じだ。

それくらい、
子供の全てを受け入れてあげよう。


そして、
もう1つは「信頼」だ。

信頼について詳しくは、
他人には一切、期待しない。なぜ?
を読んで欲しいと思うけど、

「期待」っていうのは相手にとってもプレッシャーだし、
自分もそれを裏切られたら
一気に疲れたりするから何も良いことがない。


これは、親子関係だけではなく、
他人と関わる時は常に意識すると良いだろう。

愛と信頼の中にいる子供は・・・

そして、
このような愛だったり、信頼の中にいるような子供は、
家だったり親といる時にリラックスする事ができる。

リラックス状態だと人の脳は、
副交感神経が優位になるから、
子供の才能が開花しやすい環境になって、
他人に安心感を与えるような人に育つ。



逆に、いつも期待されていたりとか、
条件付きの愛に支配されている子供は、
家だったり親といる時に常に緊張状態になってしまう。

緊張状態になると、交感神経が優位になって、
才能は全く目覚めないし、
たとえばそれは腸壁が薄くなったり等、
肌に影響してアトピーになったりとかもするんだ。



そんな中で、
自分の事を毒親だと認め、
親としてのあり方を変える努力をした人は、

時間差はあれども、
必ず子供との関係は改善していくし、
むしろ過去で一番も良くなることも多い。


今までは距離を置かれたり、
うわべだけの会話だったりした関係が、

腹を割って話せる関係になったりして、
むしろ、今までよりも距離が近くなったりとかね。


これは、
「親」と「子」という上下の関係から、
「人」と「人」という対等の関係に
ステップアップすることが出来たということ。



「自分は毒親かもしれない・・・」

という自覚がある人は、
時間はかかるかもしれないけど、
少しずつでも親としてのあり方を見つめ直してみよう。

最後に

いかがでしたか?


人生を良くしたい、
人間関係を良くしたい、と思ったら、
自分にとって今、
足りない部分をしっかり見つめることが大切。



それはつまり、
一種の”自己否定”ともいえるわけだけど、
そういう意味で、
自己否定の心理とは?徹底的に己をボコボコにせよ。
を読んでみることもオススメ。